TOPIC02

ゆがふBizタワーがSILFを選んだ理由とは?“ビジネス✕リゾート”だからこそこだわった景観

株式会社ゆがふホールディングス様(以下、ゆがふHD)は、豊かで平和な地域社会へ貢献するという企業理念のもと、沖縄の発展と環境保全に貢献されている企業です。
「ビジネス×リゾート」をコンセプトとし、2022年に建設した複合施設「ゆがふBizタワー浦添港川」では、ゆがふHDのオフィスフロアで「SILF」が採用されました。

その経緯と「SILF」が選ばれた理由をご紹介します。

ゆがふHD様についてご紹介

ゆがふHDは沖縄県に本社を置く、建設、観光、住宅、不動産開発、ビルメンテナンス事業を手がけるゆがふグループを束ねる持ち株会社です。
「ゆがふ」は、沖縄の方言で「豊年満作」や「世の中が平和でみんな幸せでありますように」という願いを込めた言葉です。

ゆがふBizタワーとは

ゆがふBizタワー」は2022年12月に開業しました。浦添西海岸の港川に位置し、オフィス、商業施設、リゾートホテルから構成されています。この地域は、空港からのアクセスが良好で、大型のショッピングセンターやさまざまな民間施設など、これからの沖縄県経済を牽引していく非常にポテンシャルの高いエリアです。

発展著しい浦添西海岸エリアのランドマークとなり、ビジネスポテンシャルをもつ沖縄の働く環境と企業の新しい働き方に寄り添う「ビジネス×リゾート」の理想を形にした、高機能オフィスビルです。
明るく開放的なオフィスフロアや充実した付帯設備がビジネスを支え、併設の「ホテルアラクージュ オキナワ」は今後の浦添地区のリゾート化の拠点としても期待を寄せられています。

超高層建築物に適したCFT柱と制振構造を採用し、近隣の沖縄電力グループから直接電気・空調用冷水を受給し、地域の施設間でエネルギーを融通し合うことで環境負荷やコストの低減を可能にするなど最新のテクノロジーを取り入れて「ゆがふBizタワー」は建設されました。

「ゆがふBizタワー」内に新設したゆがふHDオフィスの検討チームプロジェクトマネージャを務められた上原康貴部長にお話をお聞きしました。

当初からあった調光フィルムの導入構想

ゆがふBizタワーは西海岸に位置し、海側の窓からは東シナ海を一望できます。
会議室・応接室を配置したエリアのパーティションと外窓ガラスの2枚越しに海が見える角度があり、特にこの部分の見せ方は大切に計画をしていました。
オフィスの利用者に加え来客者が立ち入る場所の見せ方はこだわりがあったので、調光フィルムを使った空間づくりは建設計画当初からイメージを持っていました。
シーンの切り替えや、スマートな空間づくりに調光フィルムが良いのではとの希望を出し、複数社の調光フィルムの見積もりを依頼しましたが条件と予算が合致する製品は見つかりませんでした。

ゆがふHDがSILFを選んだ理由

複数社の調光フィルムの見積が不調に至る中で、私たちゆがふHDも独自に調査をしたところ、正興電機の調光フィルム「SILF」の存在を知り、問合せをしました。
結果、商流と施工方法、予算の面では正興電機で合致する可能性を感じました。しかし、この価格でこだわりに応えるだけの性能が本当にあるのか?と、疑問に感じたため正興電機の本社がある福岡県の工場で実際に設置されている調光フィルムの現物確認をすることにしました。

正興電機製作所で実物を確認したとき「本当に調光フィルムが設置されているのかと思うほど、透明度が高い」という印象を持ちました。
会議室に実際設置されている調光フィルムがスイッチのON/OFFで切り替わる動作を撮影し持ち帰りました。オフィス建設の企画チームと動画を見ながら性能について確認したところ、「導入しない理由がない」で結論は一致。こうして、正興電機の「SILF」を採用しました。

マウスオーバーでON/OFFが切り替わります。

タップでON/OFFが切り替わります。

マウスオーバーでON/OFFが切り替わります。

タップでON/OFFが切り替わります。

一括コントロールシステムの開発まで安心してお任せ

会議室作りにはコンセプトがありました。
Web会議を始めるセッティングと設備の調整を誰もが簡単にできるようにしたい。
社内のシステム担当者を呼ばなくても皆が使いこなせるように、一つのタブレットで簡単にコントロールする設計にしたい。
Web会議用モニター、スピーカー、マイクだけではなく、窓際のブラインドや照明そして調光フィルムもコントロールの対象としたい。
それがオフィス建設企画チームの希望でした。

調光フィルムは、会議が始まるタイミングで透明から白濁にスイッチすることで、外部から会議室内が見えないよう視線を遮ることができます。この操作スイッチもタブレットに載せたいと考えました。
導入決定当時、タブレット端末から「SILF」を操作するシステムはありませんでした。しかし、正興電機製作所は電機メーカーであり、制御装置についても詳しいスタッフが揃っています。
ゆがふHD側は希望条件を伝えるだけで、システム構築から実装と設置まで正興電機製作所が全て引き受けました。その結果、「SILF」の操作がタブレットで可能になりました。

コントローラー制御装置製作には電気的な信号の知識や、プログラムが必要でした。関係業者同士の実装打合せもお願いできました。これは国内一貫生産の正興電機製作所がもつ技術力と対応力があったからだと思います。

会議の雰囲気までON/OFFできるSILF

完成した会議室エリアは海のある窓側が電動ブラインド、通路側には「SILF」を設置しています。会議の機密性や目的、また外の太陽の角度や景観の状況に応じ、ブラインドの開け閉め、「SILF」のON/OFFがタブレットからそれぞれ可能です。

会議中、難しい議題、重要な議題の間はブラインドを閉めて「SILF」を白濁状態に、それが終わればブラインドを開け「SILF」を透明に。すると、たちまち会議室は海の見える広がりのある空間となり、自然に雰囲気もON/OFFが切り替わります。

出来上がりには非常に満足しており、今回の施工を通じてできた縁は、ビジネス面でも今後大事にしていきたいと考えています。

マウスオーバーでON/OFFが切り替わります。

タップでON/OFFが切り替わります。

マウスオーバーでON/OFFが切り替わります。

タップでON/OFFが切り替わります。

まとめ

株式会社ゆがふホールディングス様(沖縄県)での採用事例をご紹介しました。
オーシャンビューを臨む「ビジネス×リゾート」の空間作りに調光フィルム「SILF」を採用いただきました。スイッチの制御技術も提供できたことは電機メーカーとして光栄です。

「社員や来客の方が初めてSILFがON/OFFされる瞬間を見ると、歓声が上がる」
「テレビで見たことがあっても、直接SILFを見たときの印象は強い」
このような感想もいただきました。

調光フィルムは採用前に実物を見ていただくことが大切です。
弊社にご来社いただけましたら、調光フィルムが設置されている会議室の見学が可能です。
お問い合わせメールフォームよりお気軽にご連絡をください。

マウスオーバーでON/OFFが切り替わります。

タップでON/OFFが切り替わります。

マウスオーバーでON/OFFが切り替わります。

タップでON/OFFが切り替わります。


また、沖縄県では、ゆがふHD様のご厚意により、ゆがふBizタワーで調光フィルム「SILF」を見ていただくことが可能です。ゆがふBizタワーの内覧や見学のお申し込みは、こちらからお願いいたします。

取材ご協力
株式会社ゆがふホールディングス様(沖縄県)

お問い合わせはこちら

株式会社正興電機製作所 オプトロニクス

東京支社〒101-0031 東京都千代田区東神田2丁目5番12号
TEL03-5835-1011 FAX03-5835-1014
本社〒812-0008 福岡県福岡市博多区東光2丁目7番25号
TEL092-473-9082 FAX092-473-9065
古賀事業所〒811-3197 福岡県古賀市天神3丁目20番1号
TEL092-943-7424 FAX092-943-6560